2013年10月2日水曜日

パン〜日本とフランスの違い

前回のブログを書いた後に体調を崩し、入院。
なんとか体調も戻りつつあるので、ブログを再開し、続けていく事ができそうである。

さて、中途半端になっているアリゴだが、来週あたりに制作するつもりである。
まだ、体調が整っていないので、材料を揃えるのが少し大変なのだ。
(特にチーズ!)
そこで、先に付け合わせを検討しよう。

フランスで食したときは、サラダとスーシソン(le saucisson—日本で云うサラミに近い。そのまま食べる)が一緒に出てきたが、料理本によると、ブダン(le boudin noir—黒い、血のソーセージ。白いのもある)もあうそうだが、日本では手に入りにくいのと、個人的にブダンは洋梨のポワレとあわせるので、却下。そうなると、スーシス(saucisse—日本で云う、加熱して食べるソーセージ)になる。おいしいソーセージが見つかるとよいのだが・・・

ワインは、ブルゴーニュの赤かしらん?

そして、重要なのがパン。
子供の頃から、パン好きで、幼稚園のお弁当はパンにしてとよく母に頼んだものだ。
(ちなみに、おやつは牛乳とチーズだった。)
フランスに留学した時、一番うれしかったのが、「パンが美味しい!」と云う事。日本のパンは、アメリカタイプ、要するに、食パンやバターロールがメインである。それはそれでいいが、食事パンとしては、すこし甘い。
おいしいパンが手に入らなくて、自分で作っていた頃があるが、その時手本にしたのが、「手作りのパン 基礎と応用 根田春子著」だった。
パンには、リーンなパンとリッチなパンがある事もその本で知り、食事には、リーンなパン(油脂や砂糖が入らないもの)があうと思った。
フランスは、パン屋(la boulangerie)で買うバゲットがものすごく美味しい。(たまに不味いところもあるが・・・)気候の差もあるだろうが、味が全く違うのである。パン種も小麦粉も違うのだろう。
そして、食べ方も違う。
日本のレストランでパンを頼むと、バターが付いてきたり、パンを暖めていたりする。
フランスじゃ、そんな事はしない。少なくとも、私の経験では、バターの産地以外で出てきた事はない。バターなんぞ必要ないくらい、パンに味がある。
また、クロワッサンやブリオッシュなどは、ヴィノワズリー(la viennoiserie)と云って、パンとは少し違うお菓子の類いになる。日本だと、こちらがメインみたいで、美味しいパン屋を捜すのは、大変だ。

今、気になるパン屋がいくつかあるが、それは、次回お教えしよう。

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