お茶の花 |
前置きはさておき、アリゴである。筆者のレシピは以下のよう。
材料
ジャガイモ(メークイン) :200g(男爵でもいい)
チーズ(ドイツモッツァレラ):80g(室温に戻す)
生クリーム(脂肪分35%) :40ml(室温に戻す)
ニンニク :ひとかけら
塩、胡椒少々
アリゴの材料 |
使用したチーズ。800gあった。 でかい・・・ |
作り方(各項目で、注意点を記した)
- ジャガイモの皮を剥き、3cm角くらいに切り(乱切りでよい)、ニンニクの皮を剥いたものと一緒に鍋にいれ、かぶるくらいより少し多めの水を入れてゆでる。(20分ほど)
- ジャガイモをゆでている間に、チーズを細かく切る。(かなり細かく切った方が溶けやすいので、チーズカッターがあったら、使用した方が簡単。筆者は包丁で切ったので、大きめになり、溶かすのに力がいった。)
- ジャガイモがゆであがったら、ニンニクを取り出し、ジャガイモだけつぶす。使った鍋は、後で使用する。茹で汁も少しとっておく。(ポテトマッシャーがあれば、使った方が滑らかに出来上がる。筆者の祖母は、マッシュポテトをすり鉢で作っていたようだが、そうするとジャガイモがさめてしまい、チーズがよく溶けない可能性があるので、使わなかった。また、ニンニクは一緒につぶしてもよいが、かなり匂いが強くなる。)
- ジャガイモを鍋に返して、茹で汁を加えて、木べらで混ぜて、固さを調節する。あまり固いと、口当たりが悪くなる。塩、こしょうを加える。
- 生クリームを加えて、よく混ぜる。(生クリームを室温に戻しておくと、ジャガイモがさめず、チーズがよく溶ける。)
- 室温に戻しておいたチーズを加えて、練る。(ジャガイモのピュレがさめてしまったら、弱火にかけて練るとよい。)
- チーズが溶けて、糸を引き、少しもったりしたら、出来上がり。
つぶつぶは、ジャガイモ。すり鉢を使えばよかったかしら。 |
筆者の失敗は、ジャガイモを十分につぶせなかったこと。フォークでつぶしたのだが、つぶつぶが残ってしまった。ただ、チーズはうまく溶けたし、味も良かった。
アリゴの特徴である、糸を引くような食感は、ドイツモッツァレラでは難しいようだ。また、ライオルのトムフレッシュだと、少し酸味もでるのだが、ドイツモッツァレラだとまろやかに仕上がるようである。作り方はそんなに難しくない。ソーセージの付け合わせ等にも向いている。
筆者の家族の感想は、「お餅みたい」だった。
Bon appétit! |
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