筆者が作ろうとしているのは、ラクティックのウォッシュタイプというもの。
なんでかと聞かれれば、住んでいたブルゴーニュの牛乳のチーズだから、と答えるだろう(エポワスだ)。
山羊のチーズの方が専門なのだけれど、エポワスは、大好きなブルゴーニュのラクティックのチーズ。
これと同じ感覚のチーズが作りたいと考えてきた。
先日仕上がった、試作品Nº5。
かなり、筆者の理想に近いものが出来た。
しかし、これを続けて作るのが、課題である。というのは、このチーズの原乳は、特別にいただいたものだからだ。これからは、仕入れた牛乳で、これに近いものを作っていかなければならない。
試作品N°5。うまく赤くなっていれしい。コンスタントにこれを作るのが、今後の課題。 手前味噌になるが、味も良かった。 |
他にもいろいろ試しているが、クリームチーズは、こんな感じになった。
チーズの作り方、固さ、風味付け、中に混ぜ込むもの、その他、まだまだ課題が多い。
レーズン、オレンジピール、クルミを入れてみた(オレンジピール以外は、ウチにあったので・・・)。 クルミは苦みが出るようで、却下。他の果物も考慮中。 |
商品化するつもりはないが、モッツアレラも作ってみた。
ただし、ジャージー牛乳で。
これがなかなかめんどくさかった。しかも、まとまらず、失敗。
どうして失敗したのか、原因はわかるが、クリームチーズとウォッシュを完璧にしてからまた作ってみようと思っている。
以下、写真はモッツアレラ作成時のもの。
ジャージー牛乳。 |
32℃に温める。 |
凝固のテスト。やっぱり、柔らかすぎる。 |
切断したけど、やっぱり柔らかすぎ。 |
40℃に保温して、pHが下がるのを待つ。 |
pHはうまく落ちたが、まとまらなかった。チーズ組織がうまく出来なかったようだ。 |
工房の方も、だいぶ形になってきた。
まだまだ、かけずり回らなければならないと思うが、出来るだけブログを綴っていこうと考えている。今週の始めは、キューヴ(チーズバット)の相談(オーダーメイド!)、創業相談などがあって、ブログに何を書こうか考える余裕がなかった。
よく言えばのんびりや、悪く言えば、いつもボーっとしている(なまけもの?)性格なので、お尻に火がついてから突っ走っている。
うまくいけば、9月頃からチーズを作れそうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿