2013年11月21日木曜日

ボジョレ・ヌヴォーにあうチーズ

前回のブログでチーズの分類法を書いたが、少し判りにくかったのではないかと思った。実は、表で説明しようと思っていたのだが、ブログに作成した表を貼付ける技術がなかったので、文書形式になってしまったのである。
表を作成する方法を見つけたが、今日は間に合わない。
次回、表形式で、もう少し詳しく説明しよう。

さて、本日は、ボジョレ・ヌヴォーの解禁日である。
今年は少し値段が高くなっているようだが、年に一度のお祭りである。
おそらく、パリと地元は今日一日大騒ぎだろう。
ボジョレ地区

チーズショップで働いていたとき、ボジョレ・ヌヴォーにあうチーズは何だという事で、色々考えた事がある。
ワインとチーズの組み合わせを考えたとき、基本的に、同じ産地の物どうしがよく合う。
ボジョレは、ブルゴーニュの南に位置するが、チーズはめぼしいものがない。もちろん、地元には色々なチーズがあるはずだが、日本に入ってきているとは思えない。
そうなると、一番近い地方、リヨン辺りがいいのではないか。
また、ボジョレの品種はガメイだから、軽くてフルーティーである。
となると、チーズもあまり個性的な物だと、味が喧嘩になるので、軽めがいい。
と云う事で、出した結論は、"サン・マルスラン"。
パリのデパートで売っていたサン・マルスラン


サン・マルスラン


熟成するとやや匂いが強くなるので、チーズ好き向き。

脂肪分が少し高いが、サン・マルスランより匂いも味も穏やかな"サン・フェリシアン"もよくあう。サン・マルスランは60gと小さいが、サン・フェリシアンは、180gほどである。この2つのチーズは、"いとこ"だそうである。
また、他に何か、と考えると、少し酸味の残る"ブリヤ・サヴァラン"、やや若めの"クロミエ"、フランスのチーズではないが、ドイツの"ババリアブルー"、"カンボゾラ"等が良さそうである。すべて柔らかくて口当たりがよいので、女性好みだろう。
固めのチーズだと、"コンテ"の4-6ヶ月熟成のもの、手に入りにくいが産地の近い、"ブルー・デュ・ベルコール・サスナージュ"、若めの"モルビエ"等がよいと思う。
チーズ専門店で、店員さんと相談しながら選ぶのも一手だ。
筆者は、まだ購入していない。
チーズと合わせたら、報告しよう。
マコンの市場のチーズ屋さん。真ん中が、サン・フェリシアン

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